Biophilia Institute
English   日本語  発行日2020年7月1日

日本学術振興会(JSPS)とポーランド(Polishアカデミーオブサイエンス(PAN)との選考セミナーの開催

2か国から採択された研究事業助成
二国間交流事業 共同研究・セミナー (課題番号JPJSBP220204601)
(機関名) バイオフィリア研究所(日本で一番小さな科研費研究指定研究所)
共同研究・セミナー代表者: 滝沢茂男  会場 オポール医科大学、オポ-ル、ポーランド
相手側代表者:  ポコルスキ・ミェチスワフ 

課題名: リハビリテーション医学のパラダイムシフト:創動運動による障害克服
開催日時; 令和2年11月12日 ~ 令和2年11月14日 (3日間)予定
参考資料 Reference 末尾に掲載

趣旨:
創動運動は自律的な運動リハビリテーション(以後リハ)の基礎になっており、その運動を中核とした米国特許「US.PAT. 7153250 Method for managing exercise for function recovery and muscle strengthening, 26, DEC. 2006」に基づくタキザワ式リハは、脳血管障害に起因する機能障害の患者のリハ手法として利用され、歩行の獲得や、障害の克服に高い効果を上げている。

1. これまで弊研究所による研究は受け入れられなかった。  
歩行機能を中心として身体機能の再獲得実現という、我々の研究は、介護保険により寝たきりの介護(要介護5)収入が歩行を可能とした介護(要介護3)より9万円強の経済的利得となっていることもあり、日本では受け入れるところとならなかった。

2. 本セミナー採択経過  
これまでの実績と、評価されないできた日本側チームの研究が世界的には高く評価され、2019年6月に神戸で開催されたISPRM2019(国際リハビリテーション医学会世界会議)において、ワークショップ「Super aged community: role for community based and primary rehabilitation care」において講演を求められ、講演を実施した。また日本以外で初めてとなる、ルーマニアの研究で可動域の拡大に大きな効果があった。

3. 社会的課題  
日本の高齢者数は2005年総人口比20.2%25.6百万人から2015年26.7%33.9百万人へ132%の伸びとなっており、要介護高齢者数は2005年4.1百万人から2015年6.1百万人へ149%増加している。高齢化で高齢者・高齢障害者が増加すると、社会保障関係費の増大が進み、社会の持続が不可能になるとの危惧が生まれている。

4. 主題:リハビリテーション医学のパラダイムシフト:創動運動による障害克服
リハビリテーション医療は進歩している。例えばかつては理学療法士の他動運動が介入手法の最たるものであったが、現在では各種ロボットの導入や、チーム医療の導入などが図られている。かかわる人員も強化されている。一例として、理学療法士(協会員)の増加は2005年4万1千人から2015年10万3千人と2.5倍増加した。要介護高齢者数はその増加割合だけ、すなわち40%、そして高齢者数の増加分を勘案すると約50%へ減少が期待されるが実現していない。

本セミナーをこの矛盾を解消するという独創的な視点で開催する。本セミナーの開催は、障害の克服に向けた我々の研究の普及と国際化、さらには若手研究者の育成に資する。

課題解決のため、今後介入手法として創動運動の国際化が展望できるため、用語や手法、さらに運動量などの標準化をすすめるため、開催する。


関連学術雑誌 Free to read

参考資料 Reference(時事通信厚生福祉記事より)

神経筋促通法の機序の回顧と反省-第9 回大会基調講演
福井 圀彦著
https://doi.org/10.3774/brj.2017.107
以下滝沢茂男著
パラダイムシフトが求められている
https://doi.org/10.3774/brj.2017.85
障害がある四肢の創動運動のための器具開発
https://doi.org/10.3774/brj.2017.13
脳の損傷した部位の活性化のための健側主導のリハ医学の提案
https://doi.org/10.3774/brj.2017.57
リハビリテーション医学は改革が必要か?
https://doi.org/10.3774/brj.2017.74
バイオフィリア リハビリテーションの可能性
https://doi.org/10.3774/brj.2017.31
高齢者の増加を負の要因としない、新たな文明の確立
https://doi.org/10.3774/brj.2017.36

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自律的運動リハビリテーションはTAKIZAWA Method(合衆国特許: No.7153250)で実施できます。
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