自立生活を可能にする・体に良い創動運動講演会(ポスター)

―だれでも・年を取っても・どこでも・いつでもできて・

介護が減って、介護者も元気になるタキザワ式リハ講習会―

 

開催日 20061115日午後1時開場

会場  茅ヶ崎市民文化会館小ホール(神奈川県茅ヶ崎市・JR茅ヶ崎駅下車徒歩5分)

 

プログラム(入場無料)

司会 高田 一 (横浜国立大学工学部教授)

 

午後130

開会の言葉 副会長 芝 忠(神奈川県異業種グループ連絡会)

会長挨拶  滝沢茂男(バイオフィリア研究所)

 

講演 

午後150

牛澤賢二《産業能率大学教授(工学博士・統計学)

“なおる”ということを、あなたはどう思いますか −統計的に“効果がある”とは?−

 

牧田光代(新潟医療福祉大学教授) 

タキザワ式リハの構成と福祉用具利用

 

滝沢恭子(湘南健友会長岡病院理学療法士)  
どこでも・誰でも・いつでも簡単にできるリハの実技指導と解説

 

午後5時00

閉会の言葉 松岡幸次郎(淑徳大学教授)

 

講演要旨

“なおる”ということを、あなたはどう思いますか −統計的に“効果がある”とは?−

牛澤賢二《産業能率大学教授(工学博士・統計学)

同じ治療をしても改善する人と効果の表れない人がいます。また、同じ薬を飲んでも効く人と効かない人がいます。期待とは逆に、症状が悪化したり、副作用に苦しむ人もいます。

そのようなことを考えながら、今回は、「統計的方法の考え方」や「統計的に効果がある」とはどういうことなのかについて、「治療や薬」を例にして説明し、その上で“タキザワ式リハ”に関して、実際に研究した結果から、「統計的な効果」についてお話します。

 

タキザワ式リハの構成と福祉用具利用

牧田光代(新潟医療福祉大学教授) 

講演主旨  高齢者および要介護高齢者が運動する目的と運動をする時の注意。安全で効率の良い運動をして活力の有る生活をしていきましょう。

タキザワプログラムは開発者の滝沢恭子氏に因んだ名称であり、「創動運動」「モチベイティブ・エクササイズ」はその運動の性質から来ています。すなわち、「気力の落ちている障害慢性期の高齢者」に対して、また自分から動く事、よくなりたい、歩きたいと言う意志を引き出す運動であるからです。そのため、対高齢者への働きかけ(コミュニケーションをとること)を重要視しています。運動指導中は常に対象者に対して愛護的に関わります。運動は四肢と体幹の基本的な動きで構成され、特に運動時の痛みについては注意がはらわれます。

 

どこでも・誰でも・いつでも簡単にできるリハの実技指導と解説
滝沢恭子(湘南健友会長岡病院理学療法士)
 
 

年々高齢者が増加傾向にある今日、男女共に寿命が延びており、そのことは喜ばしいことです。

誰しも、一生涯を元気に過ごし与えられた寿命を全うする、いわゆる健康寿命を願うものですが、残念ながら思いも寄らぬ災害に遭遇したり、何らかの疾病や加齢により心身的に機能低下をきたし、ややもすると寝たきり状態となるなど日常生活に支障をきたすこともあると思います。

様々な病気により、身体の機能が障害され長期の介護を必要となりますと本人は勿論、家族や介護者の心労は大変なことと思います。

健康な時より生活習慣病の予防、体力増進、関節の変形や疼痛予防に留意し健康な心身で介護に当たれるよう、体調の管理に留意し心身の健康を図ることが大事です。

そこで、介護を受けるような事態となるのを予防し、あるいは障害があっても極力悪化を防ぎ、一層の機能改善を図り極力日常生活の自立をめざす「タキザワ式」の実際をご覧いただきます。

 

 

主催:自立社会構築のための機器普及プロジェクト
      (高齢市民が活躍するための社会技術研究会、というNPOを設立準備中です。)

後援:神奈川県社会福祉協議会・NPOバイオフィリア リハビリテーション学会

茅ヶ崎市社会福祉協議会、藤沢市社会福祉協議会、医療法人社団湘南健友会長岡病院、社会福祉法人湘南福寿会アザリアホーム、社会福祉法人竹生会特別養護老人ホーム芭蕉苑、社会福祉法人共生会藤沢特別養護老人ホーム、社会福祉法人米寿会特別養護老人ホーム芹沢ホーム



 開会の言葉

私どもは20031月に「自立社会構築のための機器普及プロジェクト」を「かながわ異業種交流センタ一」による支援事業として設立しました。

かつてこのプロジェクトの一環として参加した「バイオフィリア リハビリテーション学会」について考察してみました。

バイオは生命体、フィリアはギリシャ語で愛という意味だそうです。バイオフィリアとは人間にやさしいとか、人に愛情を持って接するリハビリテーションといった意味のようです。この学会では、タキザワ式を公的資金による研究で解明しています。そして、障害を持つ本人が人間らしい社会生活を送るために、介護者に頼らず出来るだけ自立の精神で歩いたり、食事をしたり、その他日常、生活を送れるような回復訓練の実現に努力しています。その研究が今回の講演会につながりました。

 
 会長挨拶

 我々は自立した日常生活のためのトータルな生活設計が可能な社会技術(リハビリ器具や訓練システムを含む産業・政策・哲学など)を研究開発しています。

 医学や工学の進歩は目覚しく、遺伝子分野での進歩は、難病治療の進歩ももたらしています。反面脳血管障害や機能不全で障害者となった高齢者は、リハビリを受けながらも改善せず、寝たきりとなり、重度の要介護者となって苦しんでいます。我々の活動はアロヨ・フィリピン大統領の祝辞に見られるように外国でも認められつつあります。経済の発展や生活の利便の向上は技術革新によるものが大きいと思われます。 リハビリ分野への技術革新はこのプロジェクトから生れてくるといって過言ではありません。

皆さんの持つ不安を少しでも解消できるように、今回神奈川県社会福祉協議会を通じた平成18年度独立行政法人福祉医療機構高齢者・障害者福祉基金助成事業としてこれまでの研究の成果を基にした講演会を開催できるようになりました。

皆様にご参加いただき、ともに自立社会を構築する一助になればと願っています。

 

閉会の言葉

このプロジェクト(会)は文部科学省科学研究「寝たきり高齢者削減に向けたリハビリテーション手法普及に関する研究」をすすめる中から生まれました。高齢になって障害を得ても自立できる。これまでの研究で確認された事実からすすめてきた研究です。この会の活動が皆様のお役に立ち、安心・安全の高齢社会を築けると確信しています。

介護保険制度の下、多くの高齢者が施設入所可能です。しかし、入所を望むと「自立生活をすること」は入所が遠のき、家族・本人にも、また採算面から施設にも得になりません。将来の高齢化の一層の進展に伴い、施設介護を受ける経費を負担することが大変になる日が来ます。

私達は効果がないという著名な医師もいるこれまでのリハ手法の革新や、長期的なビジョンで自立社会構築を可能にする産業育成に繋がる器具や方法などの開発のお手伝いを行っています。皆様のご参加を期待します。

 

 

平成18年度独立行政法人福祉医療機構高齢者・障害者福祉基金助成事業

 

連絡先

バイオフィリア研究所有限会社

藤沢市善行7−5−4